【プレスリリース】Agrishot Scan(柑橘)@LINE
アグリショット株式会社(所在地:和歌山県和歌山市、代表取締役/硲田孝之)は、同社が6年前に開発した農作物の病害虫画像診断アプリ「アグリショット(柑橘版)@LINE」に、テキストで防除方法を質問できる生成AIチャット機能を搭載しました。
「Agrishot(柑橘)@LINE」は2018年にリリースした国内初の農作物の病害虫画像自動診断AIアプリです。LINEのトーク画面に病害虫の画像を送ることで、AIが自動で病害虫名を診断し、おおよそ5秒程度で診断結果を返信します。2024年8月現在約3000ユーザーが登録しています。
今回、同アプリに生成AIによる防除相談機能を追加搭載しました。これにより、病害虫画像を送信した場合は、病害虫名を診断し、テキストで防除方法に関する質問を送った場合は、防除方法やおすすめの農薬、農薬混用事例の有無などを自動回答します。
このAIには、柑橘を加害する病害虫の防除方法や農水省の農薬登録情報、農薬混用事例などおよそ3000ページ分のデータを学習させており、特定の病害虫についての防除方法や、薬剤の選定、防除時期、農薬登録内容など、質問内容に合わせて回答します。
スマートフォンのメッセージアプリLINEに@LINEの「アグリショット」を友達追加することで、誰でも無料でご利用いただけます。
農水省では2030年までにスマート農業技術の活用割合を50%以上に向上することを政策目標としています。チャットボットを活用し、検索と情報共有の簡素化を進めることで、後継者や新規就農者のスキル向上に向けた情報提供や新たな知見の周知に役立てられると考えています。